文久3年（1863）8月17日（旧暦）天誅組は櫻井寺に本陣を置き、五條代官所を襲撃、代官の鈴木左内を殺害し、五條御政府と号する。鈴木左内の首を洗ったという首洗鉢は櫻井寺境内に残っている。
元は有栖川宮の別邸があった場所で、住友家の迎賓館となり、1966年に神戸市が買い取って舞子ビラを作ったが、昨今経営おもわしくなく民間会社の運営となって今日に至る。中庭の姫小松は有栖川時代のもの。
神戸空襲死没者の名簿編さんをしている神戸空襲を記録する会に神戸市が場所を提供して2013年8月15日に設置除幕された。8,000人とも言われる死者のうちこの日碑に刻むことができた名前は1,743名だった。
フェニックス通りの分離帯にあります。「なぜ、こんなところに？」と思ってしまいますが、昔はこの辺りまで宿院頓宮の神域だったんですね。宿院頓宮の神域は、今よりもずっと広く、フェニックス通りの貫通・拡幅によって、六分の一程度に縮小されたそうです。
川本幸民は三田藩の侍医の息子で日本の化学の祖と言われ、白砂糖、マッチ、銀板写真の試作のほか日本初のビールの試醸を行ったことで有名。その功績を讃えるため1953年ここに顕彰碑が建てられた。
元陸軍大将・荒木貞夫（あらきさだお）は、昭和41年（1966）10月、十津川村を訪れて史料調査や講演を行なったが、11月1日、十津川荘で心臓発作を起こして死亡した。荒木は、天誅組の変と二・二六事件が似ていることに関心をもっており、その舞台となった十津川取材はかねてからの念願であったという。
昭和7年に創業以来、変わらぬ味を提供し続ける人気パン店。すべて手作業にこだわり、店奥のレンガ窯で焼きあげています。天然酵母パンは11:30ごろ、食パンは14:00と16:00に並ぶ予定（当日の9:00から予約も受け付け可）。岡本商店街振興組合HPより
南都奉行所（奈良奉行所）は今の奈良女子大のところにあり、江戸幕府の設置した遠国奉行のひとつ。奈良町中の行政・訴訟、大和国の寺社の支配、大和国の訴訟の一部を職掌としていた。約29000平方メートルの敷地があり、江戸北町奉行所の3倍以上の大きさで、堀で囲まれ、京都の二条城とほぼ同じ規模であったという。（奈良きたまちHPより） 奉行所跡を示す石碑・駒札の類はない（2013/8現在）ので誰か建ててほしい。
見渡せば春日の野辺に霞立ち 咲きにほへるは桜花かも （万葉集 巻10 1872 作者未詳） 石碑に彫られた字は、「元暦校本万葉集」（国宝・平安・東京国立博物館蔵）から採られた。
大阪天満宮の正門近く、現在の料亭「相生楼」が建つ場所辺りで、文豪・川端康成は生まれる。幼くして両親とも亡くした康成は、祖父母に引き取られ、現在の茨木市宿久庄で少年時代を過ごすことになる。
「雙松岡（双松岡・そうしょうこう）」とは、松本奎堂、松林廉之助の2人の「松」、そして岡千仞の「岡」からきている。幕末の文久2年頃、3人の開いた私塾「雙松岡塾」が半年程度この地にあった。そのことを示す石碑があったが、近年引っこ抜かれてどっかへやられてしまってあんまりだと思うのでせめてベニュー作成した。→2014年3月頃復活。
安政元年（1854）11月4日と5日に発生した地震と津波で犠牲となった人々の慰霊碑。碑文には、地震発生後に船に避難した人が津波によって大きな被害を受けたことや、148年前の宝永地震でも同じことがあったにも関わらず教訓を生かすことができなかったことが書かれている。そのため、後世への戒めとして、毎年地蔵盆にあわせて石碑を洗い、刻まれた文字に墨を入れてなぞることが年中行事として今も続けられている。
芭蕉が亡くなった御堂筋の旅宿・花屋仁左衛門方の離れ座敷の跡地。御堂筋の拡幅により現在は道路(御堂筋)の中になっており、本線と側道の間のグリーンベルトに石碑がある。
心学は石田梅岩が、享保14年（1729）、京都で唱えた庶民を対象とした教育運動である。人間としての普遍的道徳を、平易な道話の形式で講義したので非常な人気を集め、全国に広がった。大坂の明誠舎は、梅岩の孫弟子井上宗甫（そうほ）によって天明5年（1785）に開かれたもので、昭和13年まで当地にあった。（大阪市HPより）
文久3年（1863）8月16日、天誅組の一団が堺港に上陸した場所。8月14日に京都方広寺を出発した40名は伏見から淀川を下り、翌15日に大坂港へ船で出て、16日早暁、堺港に上陸した。その時に船を繋いだ楡の木の跡を示す石碑が右の木立ちの中にある。堺から西高野街道を進んだ一行は堺港上陸の翌日の8月17日に幕府天領である大和五條の代官所を襲撃、占拠した。
この碑は、明治維新時の兵庫開港に先だって、慶応 3年（1867）に外国人居留地を 設けた時、密貿易を防ぐ目的で置いた14の番所の一 つで、西国街道（現在元町通） にあった関門跡に建てられたものです。ここの関門 は西関門と呼ばれ、 明治4年（1871）に撤去されるまで、東関門ととも に居留地をまもる上で 最も重視されていたそうです.
三年に一度バラの歴史が長い国・都市で開催される世界大会がアジアで初めて2006年に大阪で開かれたことの記念碑。この時関西では初めて青いバラも公開展示された。
６世紀前半に築造された淀川流域最大の前方後円墳。ここから西へ1.5キロの茨木市にある太田茶臼山古墳が宮内庁によって継体天皇陵と治定されているが、学術的にこの今城塚古墳こそが真の継体天皇陵であることは研究者の大勢を占めている。現在は周囲が古墳公園として整備され市民の憩いの場として開放されている。
宮内庁によって継体天皇の三島藍野陵に治定されているが、文献史学的にも考古学的にも、継体天皇の陵では在り得ないという意見が研究者の大勢を占めており、現在ではここから東へ1.5キロの地に所在する高槻市の今城塚古墳こそが真の継体天皇陵と考えられている。
Don't forget to collect one of the Nara famous site stamps here! Wait a moment for local trains. A very nice view of the gate and the train together.
【碑文】 ほしあわび・いりこ・ふかひれ等の海産物流通の拠点である大阪の俵物会所は、延享元年備後町に設立され、安永6年にこの地に移った。 江戸時代には、金・銀・銅などの重要な生産物の売買については幕府の厳しい統制化におかれ、会所という売買センターで特定の商人によって扱われていた。
かつて、「鶴乃茶屋跡」石碑は写真のように上にヒビが入っていた。2011/4/29にNUchayamachiプラスがオープンした際に改めて建てられた現在の石碑は、前の石碑の近くに横倒しになっていた石碑で、そっくりではあるがヒビが入っている方の石碑は行方不明。また、近くに建っていた「松並竹塘顕彰碑」も行方不明。
慶長20年(＝元和元年、1615)の大坂夏の陣では旧暦の5月8日、徳川軍に追い詰められた豊臣秀頼とその母淀殿が、山里丸にあった櫓にひそみ自害したと多くの記録が伝えている。それにちなんで平成9年(1997)、現在の山里丸の一画に大阪市の手によりこの記念碑が建てられた。(説明板より)
設計（原案） 岡田信一郎、（実施案）辰野金吾、片岡安、竣工 大正7年。、「義侠の相場師」ともいわれた株式仲買人、岩本栄之助の寄付により建てられた。岩本は第一次大戦下、投機に失敗して全財産を失い、公会堂竣工直前に拳銃自殺をとげた。正面ファサードは様々な様式の意匠が組み合わされたデザインで、フリースタイルと言われる。日本近代建築の創始者辰野金吾が手がけ他の国家建築の多くとも同じ特徴を持つ。
