現在の天守閣は、昭和3年当時の大阪市長關一の呼びかけで市民の寄付金によって建てられた。設計は古川重春。全国の桃山時代天守閣の調査によって集められた資料に基づいて行われた。当時の最先端技術を用いて最高のものを後世に残すという考えから構造は鉄筋コンクリート造が採用された。
Section 1 - Koto, 0:11 - 1:41 @ Aoya-mon Gate. Have a look at the view on the north side of the gate area, overlooking the moat with skyscrapers in the background.
城内第二位の巨石「肥後石」がある。昭和40年代頃までは加藤肥後守清正が秀吉のために小豆島から運んだものとされこの名がついた。当時は城内一位の巨石とされていたが、現在では京橋口枡形は元和六年(1620年)、徳川幕府の大阪城再建・第一期工事の際に備前岡山藩、池田忠雄によって築かれたもので城内第二位の巨石とされている。
城内第一位の巨石「蛸石」（推定重量130t）。石の表面に鉄分が染み出ていて、その模様が蛸に見えるということからついた名前らしい。すぐ西側にも城内第三位の巨石「振袖石」（推定重量120t）がある。
【国指定重要文化財】 西の丸の西北（戌亥）（いぬい）隅を守る隅櫓。元和6年（1620）造営の平面L字型、総二階造り（一階と二階の床面積が同じ）の珍しい櫓で、千貫櫓とともに場内最古の建造物。
【国指定重要文化財】 ニの丸南面の南外堀の内側城壁には要所を固める隅櫓が7棟建ち並んでいたが、現在では六番櫓とー番櫓だけが残る。六番櫓は寛永5年（1628）造営で、徳川大阪城再築の末期にあたり、様式・手法などに初期の乾・千貫櫓とは違った特徴がみえる。
【国指定重要文化財】指定名称は『大阪城 多聞櫓』...創建は寛永５年（1628）ですが現在の櫓は江戸時代後期の嘉永元年（1848）に再建されたものです。ちなみに多聞とは…戦国時代の武将、松永久秀が城門と櫓を一体化させ防御力を向上させるという城造りで築いた多聞城の櫓に由来しています。大阪城では他の枡形にもありましたが現存しているのはこの大手枡形のみです。
【国指定重要文化財】「せんがんやぐら」…大手門を北西部から防御する重要な二層の隅櫓（すみやぐら）。名称は石山本願寺を攻めた信長軍にとって難攻不落の櫓がこの付近にあって「落とした者に千貫文与えても惜しくない」といったことに由来するという。元和6年（1620）造営。
【国指定重要文化財】南外堀に面して二の丸南面隅櫓7棟のうち一番東に位置しているのでこの名がある。玉造門を側面から防御する役目をもつ。もとは乾櫓と同様の総二階造りであったらしいが、寛文8年（1668）大改造され現在の姿となった。
【国指定重要文化財】「えんしょうぐら」… 焔硝とは黒色火薬のことで、この蔵は火薬庫である。壁・床・天井とも花崗岩の切り石としっくいで固められた頑丈な建物で、現存唯ーの珍しいもの。建築年代を示す資料が最近見つかり、貞享2年（1685）築造と判明した。
【国指定重要文化財】「かなぐら」…「きんぞう」とも呼ばれ、徳川幕府の金貨・銀貨の保管庫でした。寛永2年(1625)に二階建で一棟建てられ、それから100年以上経った宝暦元年(1751)にもう一棟建てられました。もとの金蔵を「元御金蔵（もとごきんぞう）」、新たに建てたものを「新御金蔵（しんごきんぞう）」と呼んでいました。現存するものは天保8年(1837)に平屋建に改造された新御金蔵です。
慶長20年(＝元和元年、1615)の大坂夏の陣では旧暦の5月8日、徳川軍に追い詰められた豊臣秀頼とその母淀殿が、山里丸にあった櫓にひそみ自害したと多くの記録が伝えている。それにちなんで平成9年(1997)、現在の山里丸の一画に大阪市の手によりこの記念碑が建てられた。(説明板より)
慶長20年（1615）5月8日、大坂夏の陣で徳川方に敗れた豊臣秀頼と淀殿の親子は山里丸で家臣とともに自害した。豊臣家と命運を共にした32名の慰霊のために、有志によって観音像が安置されている。側近、大野修理治長、その母大蔵卿局、真田幸村の一子真田大助ら、32名の名も記されている。
明治10年（1877）3月31日、京都を発せられた明治天皇は大阪へ下り、士官病院、操練所、大阪鎮台、兵卒病院に行幸。病院では西南の役の傷病者を慰間された。同行した内閣顧問木戸孝允は、この約2ヶ月後に京都の自邸で逝去した。
昭和47年（1972）作庭になる重森三玲の庭園。秀石庭（しゅうせきてい）の名は、豊臣秀吉の「秀」と石山本願寺の「石」からとられた。三玲が会長を務めた京都林泉協会創立四十周年記念として造営されたもので、本殿の南側にある。中には入れないが、柵越しに見ることができる。
文久3年（1863）に美作津山藩の鋳工百済清次郎が幕府の命により製作し、天保山砲台の備砲であったと伝えられる。明治になって大阪城へ運ばれ、陸軍により明治3年（1870）から同7年まで朝昼晩の時報として、それ以降は正午の時報として号砲を轟かせた。「お城のドン」として市民に親しまれていたが、大正13年（1924）に中止された。大阪市指定文化財。［大阪市HPより］
明治維新…慶応4年（1868）、新政府軍との戦いに敗れた旧幕府軍が大坂城から退去する中、一部の幕府方兵士たちが燃える城を枕に自害したといいます。これを武士の鑑とたたえた新政府軍の薩摩・長州両藩の有志が建立した石碑です。
2016年5月13日オープン、当面は団体向け完全予約制レストラン。昼：1人6,000円から30名以上、夜：1人10,000円から20名以上。鴨のロースト赤味噌風味の赤ワインソース・鮮魚のポワレ西京味噌のソース・フォアグラと奈良漬けのテリーヌなど、一風変わった和フレンチ。ハラル可。1995年APEC会議場として京都二条城白書院をモデルに建設。中国江沢民元国家主席・米国ゴア元副大統領など訪問。
石垣の表面に残る傷は、第二次大戦末期の空襲による被害の痕跡で、機銃掃射によってついたものと推定される。昭和20年(1945)3月から終戦前日の8月14日まで、大阪は8度におよぶ大空襲を受け、陸軍の中枢機関や軍事工場があった大阪城も標的となった。(説明板より抜粋)
この建物は陸軍第四師団司令部庁舎として昭和6年（1931）3月、市民からの寄付金150万円中80万円の費用をもって建設された（第四師団経理部設計・清水組施工）。11月には47万円をもって天守閣が建設され、長らく陸軍用地であった大阪城内の一部が大阪城公園として市民に開放された。昭和15年に中部軍管区司令部となり、終戦により米軍に接収。戦後、警察本部→大阪市立博物館→放置→ミライザ大阪城。
【国指定重要文化財】「きんめいすいいどやかた」…小天守台上にあり、昭和44年（1969)の解体修理のさい、天守と同じ寛永3年（1626）の創建とわかった。
碑文⇒『この石は元和六年(1620)から始まる大阪城修復の時、天領小豆島で割られたまま、用材石としての念願かなわず、いまなお数多く残されていることから「残念石」と呼ばれている。（中略） これらの石を、小豆島青年会議所が創立十周年記念事業として（中略）小豆島よりこの地に運び据えたものである 昭和五十六年七月十九日 （社）大阪青年会議所（社）小豆島青年会議所』
天守台の西側は石組によって南北が隔てられており、通路となった個所の門を仕切門と呼んだ。北から本丸中心部へ侵入しようとする敵の直進を妨げるため両脇の石垣を行き違いとし、そのため門は東を向いていた。徳川幕府による大坂城再築時に築かれ、明治維新の大火により石垣上にあった塀ともども焼失したと考えられる。(説明板より)
大阪城一帯は巨大な軍事工場、砲兵工廠があったが、戦時中の爆撃によりその殆どは消失。この建物は焼け残った当時の遺構。 設計：砲兵工廠建築課 、 竣工：1919年（大正8年）
「がんぎざか」…大阪城の本丸を取り囲む二の丸は北が低く、内堀の東にあたるこの通路は南から北にかけて急な下り坂となっている。江戸時代ここは長い石段（雁木）だったことから雁木坂とよばれ、坂を上りきった所には上部に部屋を持つ雁木坂門があり、脇には通行を監視するための番所が置かれた。明治維新以後の陸軍管轄時代にはダラダラ坂とも呼ばれた。現在、盛土によって坂の勾配はゆるやかになっている。(坂の標識より)
江戸時代、徳川将軍直属の部隊の一つである大番は、1組50騎の計12組からなり、それぞれ部隊長である大番頭に率いられ、うち2組が1年交替で大阪城本丸の警備にあたった。彼らの小屋は二の丸南側一帯に東西にわけられて置かれ、大手口枡形の南東側となるこの一帯には西大番頭の小屋があった。敷地には大番頭本人やその家臣、幕府から配属された与力・同心の居住する建物が立ち並んでいた。(説明板より抜粋)
1934年9月21日、関西地方を襲った室戸台風により、多数の学校の木造校舎が倒壊し、教職員をはじめ多くの子どもたちが亡くなる被害があった。これらの被害者を追悼する目的で、生徒、教職員、一般有志からの寄付により建設された記念塔。昭和11年10月30日竣工。
Section 5 - Piano, 3:24 - 3:56 @ 南外濠 (The Southern Moat). Right next to this rest house is an up-front view of the enormous southern moat that shouldn't be missed.
優れたデザインが施されているため、単なる設備機械室とは思えない。 設計：不詳 、 竣工：1931年（昭和6年）
1971年大阪万博を記念し大阪城公園本丸跡の地下15ｍに埋設されたタイムカプセル。１号機は6970年、2号機は2000年に開封・点検・再埋設され、その後100年毎に同様の発掘が繰り返される。管理は文部省。
石碑について何も解説がないが、碑文を読めば、大坂築城の際に豊臣秀吉が植えた橡樟（くすのき）が、幕末の兵乱で焼けて枯株だけが残っているのを惜しんで、明治31年に再度植えたので後人はこれを保護せよ、とあるみたい。植えた「大阪衛戍司令官陸軍中将小川又次」は陸軍第四師団長。現在も残る第四師団司令部庁舎、そして大阪城天守閣はともに昭和6年の建造であり、植栽当時の景観は今とは全然違った様相だろうと思われる。
昭和20年(1945)8月14日、終戦の前日にあった大阪大空襲の際、投下された1トン爆弾の被弾跡が、天守閣の北東側（入り口とは反対の場所）にあります。 この時石垣はずれましたが、石垣に重みをかけないと いう特殊な工法で建てられていたため、天守閣は大きな打撃を受けずに済みました。 今でも濃緑色に石垣の色が変わっていることが見て分かります。
【国特別史跡・登録有形文化財】「大阪城天守閣(天守)」…軍用用地となっていた旧本丸一帯を大阪城公園として整備するにあたり、地上６階・地下２階の鉄筋コンクリート造で博物館として建設されました。その建設費には大坂市民を中心とした多くの寄付が集まりました。
You have to try their "Premium pancakes" they're amazing. It melts in your mouth. Just know they make a batch of 30 at certain times 11am, 3pm etc. During the week there's no line. Gotta try them!
大阪城公園の新スポット、ジョーテラス内にオープン。人類みな麺類、世界一暇なラーメン屋の系列店。ラーメン¥520〜。店内はカウンターと立ち食い席。レジは現金のみ。
Italian buffet with 5 plated pasta options is excellent value. Desert and coffee is overall a great lunch when visiting the Osaka caste
Great place to relax with drinks and an amazing view if the weather is good. No entrance fee to rooftop if you have castle ticket ¥500 per glass of wine, beer, cocktail etc.
中央区法円坂にある大きな石碑。大村益次郎・・幕末の長州藩士。 徴収征伐と戊辰戦争で長州藩兵を指揮して勝利に導き、明治維新を確立した立役者の一人。 大日本帝国陸軍の創始者。 明治2年（1869）9月に京都(現・京都市中京区木屋町御池上ル)で襲撃を受け、同年死去。
この辺りは細川越中守忠興邸があったことから旧町名を「越中町」と言い、忠興邸の台所にあった井戸と言われている。慶長5年(1600)、忠興邸は細川忠興が徳川家康に従い会津征伐に従軍した間に、大坂城下の大名の妻子を人質にしようとした石田三成に包囲された。忠興の妻ガラシャは人質となることを拒み、キリシタンで自害できないため、家来に自らを打たせ屋敷に火を放ったと言う悲話が伝わる。
