大蔵御所、大倉幕府とも言う。1180(治承4)に源頼朝が富士川の合戦で勝利した後に鎌倉に戻って建てた邸宅。源頼義・義家の旧居跡とも伝えられる。頼朝・頼家・実朝の源氏三代約45年間の鎌倉幕府の政治の中心地であり、武家政治の中枢機能を果たした。 1225(嘉禄元年)に4代将軍藤原頼経により宇津宮御所に移され、以降この地は廃絶する。
祭神は源義経。現在焼失した社殿再建のため寄付を募っています。源氏ゆかりということかあちらこちらに笹竜胆の紋が使用されています。夏は地域の集まりとして流しそうめん大会などが開催されます。
鶴岡八幡宮、永福寺と並び源頼朝創建の大寺。1185(文治元)年に父義朝を弔うために創建。義朝の首がここに葬られた。また政子や実朝もこの付近に埋葬されたとされる。成朝作の黄金の阿弥陀仏や運慶作の五大尊などが安置され、源氏の廟所として壮麗な伽藍を誇ったが、江戸時代初期までには廃絶。大河ドラマ「平清盛」第一話冒頭のシーンはこの寺の柱立の儀。
「吾妻鏡」文治元年四月条に、「十一日甲子。未剋南御堂(注:勝長寿院)柱立也。武衛監臨給。此間西海飛脚参。申平氏討滅之由。」と記載があり、勝長寿院の柱立の儀の際に平氏討滅の知らせが来たのは史実。
幕末期、近藤重蔵が蝦夷地を探検した際に、当地のアイヌ民族が源義経を崇拝していることを知り、寛政11年に義経の像を神体として創建した。社伝によれば義経は平泉から蝦夷に逃れ、当地のアイヌ民族に舟の作り方や機織り等を伝授し「ホンカンカムイ」と呼ばれて慕われたという。一説には、アイヌ民族の文化神・オキクルミカムイが降臨した聖地に義経を祀り、義経とアイヌの神を同一視させて和人に従属させようとした、とも。
【千葉県指定史跡】治承4年(1180)8月に伊豆で平家打倒の兵を挙げた源頼朝は、相州石橋山の合戦で敗れ28日に同国土肥郷の真名鶴岬（現真鶴岬）から小船で脱出し安房の国房総へと逃れます。翌29日、わずかな供を連れて上陸しました。竜島の村人たちは、頼朝を歓迎して、いろいろと世話を焼いたと伝えられています。(ちばの観光まるごと紹介サイトより抜粋)
源頼家が暗殺された後、家臣13人は謀反を企てたが発覚し殺害されたとか、殉死したとか……。当初墓は、別の場所にあったが、平成16年の台風で墓の裏山が崩落したため、現在、指月殿横の源氏公園に移設されている。
首実検の後に片瀬の浜に打ち捨てられた義経の首級を洗い清めたと伝わる井戸。義経の首級は境川を遡り、金色の亀が背負って白旗川に流れ着いたと伝わる。「金色の亀」は、奥州が黄金の産地であったこと、白旗神社の立つ丘が亀に似た形をしていることから出た伝承とも。
間口5m、奥行き100mほどの美しい断崖絶壁の入江の海岸。文治2年 頼朝の厳しい追手から逃れる義経と弁慶が奥州に下る途中にこの入江に48隻の舟を隠したという言い伝えがあります。ヤセの断崖から歩いて行けます。
三井物産ビルの東側に、将門伝説の首塚がの碑が建っています。 平安時代、朝廷に反逆し下総で討死した平将門の首が京でさらされ、その首を所縁の人々がもらい受け、当時の武蔵の国豊島郡平川村（皇居平河門あたり）の観音堂かたわらに埋葬したとも、怨念で京から首がこの地に飛んできたものを祀ったともいわれています。(千代田区観光協会HPより抜粋)
