西八条殿は現梅小路公園付近に築かれた平清盛(1118~81)の邸宅。鴨東の六波羅邸に対して西の交通の要衝に営まれ,周辺には頼盛(1131~86)・重盛(1138~79)・宗盛(1149~85)など一族が集住した。清盛は出家後,福原に在住することが多く,この邸宅には主に妻時子(?~1185)が住した。 Read more.
この地は,牛若丸(源義経,1159~89)を奥州藤原氏のもとへ伴ったと伝えられる金売り吉次の屋敷跡といわれ,旅立つ際にこの井水を汲んで別れを惜しんだという伝承がある。この石標は首途(かどで)の井戸跡を示すものである。 Read more.