京都歩く不思議事典:洛中 - 御池通とその周辺

1. 清荒神 護浄院

上京区荒神町122 (荒神口通寺町通東入), 京都市, 京都府
Spiritual Center · 2 tips and reviews

eg e.eg eg: 日本最初の清荒神きよしこうじん(護浄院) 護浄院は、上京区荒神口通寺町東入荒神町にある天台宗の寺。常施無畏寺じょうせむいじとも号し、通称清荒神で知られる。寺伝によると、宝亀二年(771)光仁天皇の開成皇子が摂津国勝尾山清師で修行中、荒神が八面八臂の鬼神となって出現。皇子がその荒神を自ら模刻して祀ったのに始まる。明徳元年(1390)後小松天皇の勅により、洛中高辻堀川へ移転。 Read more.

革堂 行願寺 is one of 京都歩く不思議事典:洛中 - 御池通とその周辺.

2. 革堂 行願寺

7.3
中京区行願寺門前町17 (寺町通竹屋町上), 京都市, 京都府
Buddhist Temple · 6 tips and reviews

eg e.eg eg: 子を孕んだ母鹿を射止めたことを悔いた行円は、加茂明神から授かった神木で千手観音像を刻み、寛弘元年(1004)一条小川に小堂を創建して安置。行円は、常に鹿の皮をまとって民衆を教化していたので、皮かわの聖ひじりと称され、寺も革堂と呼ばれるようになった。当時は、下京の六角堂と並び、西国観音霊場としての信仰を背景に、修行僧にとっては市中での根拠地、民衆にとっては町堂として機能した。 Read more.

3. 幽霊絵馬

中京区行願寺門前町 (寺町通竹屋町上ル 革堂(行願寺)内宝物館収蔵), 京都市, 京都府
Historic and Protected Site · 1 tip

eg e.eg eg: 宝物館にある。絵馬に手鏡が植え込まれており、傍らに若い娘の幽霊を描く。寺伝はいう。文化十三年(1816)のことである。革堂の近くに八左衛門という質屋がいて、商売熱心なため子供の世話ができない。強欲が祟って近くから子守を雇うことができなかったので、近江国からお文という子守娘を雇った。お文は子守がてらによく革堂に出かけたから、いつの間にか子守唄がわりに御詠歌をうたうようになった。 Read more.

加茂大明神塔 is one of 京都歩く不思議事典:洛中 - 御池通とその周辺.

4. 加茂大明神塔

行願寺門前町 (革堂内), 京都市, 京都府
Buddhist Temple · 1 tip

eg e.eg eg: 境内の西北隅にある高さ三メートル余りの大きな花崗岩製の五輪石塔をいう。水輪の中央に正方形の穴を穿ち、中に不動明王を安置するという珍しいもの。『都名所図会』に「行円、常に千手大悲陀羅尼を持し、良き材を求め、観音の像を刻まんことを願へり。ある夜の夢に一人の沙門来り、霊木を送らんといひて覚めぬ。翌朝果たして一僧来り告げけるやうは、鴨社の傍らに苔蒸したる槻の樹あり。 Read more.

5. 菊野大明神

中京区河原町通二条上ル清水町 (法雲寺 内), 京都市, 京都府
Shrine · 1 tip

eg e.eg eg: 中京区河原町通二条上ル清水町の法雲寺境内にある小祠。かつて三条東洞院にあった曇華院境内から移されたという。『京都坊目誌』に「境内に菊野尊天と号し、元三条東洞院東北の角にありし小祠を之に移す。俗に縁切神と呼ぶ」とある。寺伝などによると、ご神体の由来には二説ある。一つは、婚礼の行列がこの石の傍を通ると必ず夫婦別れしてしまうというもの。 Read more.

6. 釈迦三尊石仏

中京区東生洲町 (善導寺内), 京都市, 京都府
Buddhist Temple · 1 tip

eg e.eg eg: 中京区二条通木屋町東入東生洲町にある善導寺本堂の左手に鎮座している。石仏は、高さ1メートル足らずの扁平な自然石でできており、中央に釈迦如来、両脇に弥勒菩薩(右)五髻文殊菩薩を半肉彫りで配した珍しいもの。やさしくしふっくらとした釈迦如来は、その姿や衣文からみて、嵯峨清涼寺にある三国伝来の釈迦如来像(国宝)を模したものといわれる。両端に弘安元年(1278)の銘がある。 Read more.

Sanjo-Ohashi Bridge is one of 京都歩く不思議事典:洛中 - 御池通とその周辺.

7. Sanjo-Ohashi Bridge

(三条大橋)
中京区中島町/東山区大橋町 (三条通/鴨川), 京都市, 京都府
Bridge · 京都市 · 26 tips and reviews

eg e.eg eg: 室町時代前期には簡素な橋が架けられていたようだが、本格的な橋となったのは天正十八年(1590)豊臣秀吉の命により、増田右衛門尉長盛の大改造による。『都名所図会』に「(三条大橋は)東国より平安城に至る喉こう口こうなり。貴賤の行人つねに多くして、皇州みやこの繁花はこの橋上に見えたり。欄干には紫から銅かねの擬宝珠十八本ありて、ことごとく銘を刻む。その銘に曰く、洛陽三条の橋、後代に到りて往還人を… Read more.

豊臣秀次墓 is one of 京都歩く不思議事典:洛中 - 御池通とその周辺.

8. 豊臣秀次墓

中京区石屋町114-1 (木屋町三条下ル 瑞泉寺), 京都市, 京都府
Cemetery · 中京区 · 2 tips and reviews

eg e.eg eg: 瑞泉寺は、中京区木屋町通三条下ル東入石屋町にある浄土宗西山禅林寺派の寺。山号は慈舟山。本尊阿弥陀如来。慶長十六年(1611)角倉了以が豊臣秀次の菩提を弔うため創建。この地は文禄四年(1595) 、豊臣秀吉の命により秀次の子女と妻妾三十数人が処刑され、秀次の首とともに埋められたところ。秀次悪逆塚または畜生塚と呼ばれたが、荒廃。了以が方広寺再建の用材を運搬するため高瀬川を開削した際に塚を再建、方広寺… Read more.

下御霊香水 is one of 京都歩く不思議事典:洛中 - 御池通とその周辺.

9. 下御霊香水

中京区寺町丸太町下ル下御霊前町 (下御霊神社内), 京都市, 京都府
Well · 1 tip

eg e.eg eg: 下御霊香水(下御霊神社) 中京区寺町丸太町下ル下御霊前町の下御霊社にある。早良親王以下の八所御霊と相殿に霊元天皇を祀る。もと下出雲寺の鎮守社として、承和六年(839)仁明天皇の創建と伝える。その後、社地を転々とするが、天正十七年(1589)豊臣秀吉の命により現在地に移転。京都御所の産土神とされ、特に霊元天皇の厚い崇敬を受けた。香水と称する井戸は、総門を入った左手にある。 Read more.

10. 引導地蔵尊

中京区石屋町 (瑞泉寺内), 京都市, 京都府
Spiritual Center · 2 tips and reviews

eg e.eg eg: 境内地蔵堂に安置されている木造の地蔵は、極楽浄土へ死者を導く引導地蔵尊として有名。寺伝では、秀次一族が三条河原で処刑される際、四条大雲院の貞安上人が処刑場に地蔵尊を運び込んで、次々と打たれる子女たちに引導を授けたと伝わる。 Read more.

Benkei Ishi is one of 京都歩く不思議事典:洛中 - 御池通とその周辺.

11. Benkei Ishi

(辨慶石)
中京区弁慶石町39 (三条通麩屋町東入ル), 京都市, 京都府
Historic and Protected Site · 4 tips and reviews

eg e.eg eg: 中京区三条通麩屋町東入弁慶石町にある青みを帯びた立石をいう。『山州名跡志』に「三条通京極の西に在り。古へ此の所に律寺有り。古の京極は今の御幸町なり。仍て其の所、今の京極の西、御幸町三條上ル所東方也。其の所地、依て寺を京極寺と号す。弁慶石此の寺に在り。和漢合運に曰く。享徳三年奥州の弁慶石、京極律寺に入洛す云々、伝へ云ふ。此の石、弁慶愛せし石也。弁慶が死後、奥州高館の辺にあり。声を発め鳴動し、三條京… Read more.

12. 矢田寺 (矢田地蔵尊)

7.0
中京区天性寺前町523-5 (寺町通三条上る), 京都市, 京都府
Buddhist Temple · 中京区 · 6 tips and reviews

eg e.eg eg: 矢田寺は、中京区寺町通三条上ル天性寺前町にある西山浄土宗・金剛山矢田寺の俗称。…本堂に安置する本尊の地蔵菩薩は高さ約2メートルの立像で、地獄地蔵、生身地蔵、代受苦地蔵の異名を持つ。…当寺の梵鐘は、六道珍皇寺の「迎え鐘」に対し、「送り鐘」と呼ばれ、死者の霊を迷わず冥土へ送るために撞く鐘として名高い。… Read more.

Honno-ji Temple is one of 京都歩く不思議事典:洛中 - 御池通とその周辺.

13. Honno-ji Temple

7.5
(本能寺)
中京区下本能寺前町522 (寺町通御池下る), 京都市, 京都府
Buddhist Temple · 7 tips and reviews

eg e.eg eg: 江戸期の本能寺:都名所図会に「京極通り押小路の南にあり。法華宗にて勝劣派なり。古は妙顕寺の塔頭たりしが、日像上人より四世日斉上人、勝劣の一派を興隆す。開基は日隆上人。初めの地は六角の南、油小路の東にあり。今、本能寺町といふ。方丈の門は聚楽城よりここに移す。彫り物花美なり。左甚五郎の作とぞ。三十番神の社は、もと愛宕山権現の古社なり。瓦葺きにして他に類なし。織田信長公の塔本堂の東にあり。天正十年六月… Read more.

14. 本能寺 臥牛石

中京区下本能寺前町 (本能寺内), 京都市, 京都府
Historic and Protected Site · 1 tip

eg e.eg eg: 加藤清正の寄進と伝える。江戸期には、臥牛石と称される名石は、慈照寺(『都名所図会』)、勧修寺(『拾遺都名所図会』)、大僊院(大徳寺塔頭『都林泉名勝図会』)、大仙院(大徳寺塔頭『都林泉名勝図会』)にあった。他はいざ知らず、本能寺の臥牛石はまさに臥牛そのものだ。 Read more.

信長公廟 is one of 京都歩く不思議事典:洛中 - 御池通とその周辺.

15. 信長公廟

下本能寺前町522 (寺町通御池下ル 本能寺境内), 京都市, 京都府
Historic and Protected Site · 1 tip

eg e.eg eg: 信長の三男信孝は、本能寺の変の直後、信長の遺骨を収集。本能寺を信長の墓所と定め、信長所持の太刀も納めた。 信長の墓所は、玉鳳院(妙心寺塔頭)、総見院(大徳寺塔頭)、阿弥陀寺(寺町通今出川上ル)、大雲院(円山公園南)にもある。 Read more.

本能寺の火伏せイチョウ (市保存木) is one of 京都歩く不思議事典:洛中 - 御池通とその周辺.

16. 本能寺の火伏せイチョウ (市保存木)

中京区寺町通御池下る下本能寺前町522 (本能寺境内), 京都市, 京都府
Tree · 2 tips and reviews

eg e.eg eg: 幹回り約5メートル、高さ約30メートルの古木。信長公廟の右手にある。本能寺の変後、現在地に移植されたものと伝わる。天明の大火(1788)で市中が猛火に襲われたとき、この銀杏から水が噴き出し、樹下に身を寄せていた人々を救ったと伝える。また、蛤御門の変(1864)のとき、近くにあった長州藩邸が幕府軍の攻撃で炎上した際、この銀杏から水が噴き出し、塔頭龍雲院を守ったという。平成16年3月、京都市指定保存… Read more.

捨てられた神輿 is one of 京都歩く不思議事典:洛中 - 御池通とその周辺.

17. 捨てられた神輿

中京区上白山町 (白山神社内), 京都市, 京都府
Historic and Protected Site · 1 tip

eg e.eg eg: 白山神社は、中京区麩屋町通押小路下ル上白山町にある。祭神は伊弉諾命・伊弉冉命・菊理比売。『拾遺都名所図会』に「白山社はくさんのやしろは白山通押小路の南にあり。祭神加賀国白山権現也。むかし治承の頃(1177~81)白山の大衆、内裏に強訴の事ありて思ひの事ならざりしかば神輿三基を振て此所に捨置たり。叡山の例に効なろふて、これを神輿振みこしふりといふ。即すなわち勅ありて勧請しけるなり」とある。… Read more.

見真大師(親鸞聖人)遷化之舊跡 is one of 京都歩く不思議事典:洛中 - 御池通とその周辺.

18. 見真大師(親鸞聖人)遷化之舊跡

柳馬場通御池上ル東側虎石町45-3 (おいけあした保育園 前(法泉寺跡)), 中京区, 京都府
Historic and Protected Site · 2 tips and reviews

eg e.eg eg: 親鸞終焉の地(中京区柳馬場通御池上ル虎石町御池中学校前)には、「見真大師遷化之旧跡」と記した石碑が立つ。案内板に「浄土真宗の開祖親鸞聖人(見真大師)は弘長二年(1262)この地にあった善法院で九十歳で入滅。いつしか親鸞ヶ原と呼ばれるようになった当地に門徒が法泉寺を建立。その後柳池小学校拡張(現御池中学校)に伴い法泉寺は移転。そのおり門前にあったこの石碑を残し、聖人の旧跡を今に伝える」とある。… Read more.

御所八幡宮 is one of 京都歩く不思議事典:洛中 - 御池通とその周辺.

19. 御所八幡宮

中京区亀甲屋町594-1 (御池通高倉東入), 京都市, 京都府
Shrine · 2 tips and reviews

eg e.eg eg: 別名「御池の虫八幡」。御所八幡宮は、中京区高倉通御池亀甲屋町にある。祭神は応神天皇・神功皇后・比売ひめの神かみ。もと同区御所八幡町にあったが、戦時中の強制疎開で現在地に移転。『雍州府志』に「御所の八幡は二条の南、高倉の東にあり。古へ、この処、等持院尊氏公の第宅の地なり。康永三年、尊氏公、卜部兼豊をして家内に八幡宮を勧請せしむ。かつて建武年中、尊氏、軍を新田義貞に挑む。尊氏、この神に祈る。時に、霊… Read more.

20. 神明地蔵

中京区津軽町790 (高松神明神社内), 京都市, 京都府
Spiritual Center · 1 tip

eg e.eg eg: 高松神明神社は、中京区釜座通御池下ルにある。祭神は天照大神・天児屋根命・誉田別命。神明地蔵は、本殿の左手の小さな地蔵堂に安置されている。この地はかつて醍醐天皇の皇子左大臣源高明の高松殿(鳥居左手に「高松殿跡」と記した石標がある)があり、当社はその鎮守社であった。江戸期は、真言宗東寺に属していた神明寺宝性院として社僧が守護。社伝によると寛政六年(1794)、社僧が紀州九度山の真田庵に安置されていた… Read more.

21. こぬか薬師

中京区釜座通夷川下ル大黒町 (醫徳山 薬師院), 京都市, 京都府
Temple · 1 tip

eg e.eg eg: こぬか薬師は、中京区釜座通夷川下ル大黒町にある黄檗宗・薬師院威徳堂の俗称。医徳山と号す。『都名所図会』に「不来乎こぬか薬師は釜の座二条上る西側にあり。本尊は比叡山伝教大師一刀三礼七尊彫刻したまふ日本七仏の一体なり。往昔そのかみ美濃国横倉に一院を設け安置し奉る。その頃尾張国山田郡に、何某なにがし右う馬まの允じょう明はる長ながとて武士もののふあり。明け暮れ尊敬し奉りしに、承久三年… Read more.

神泉苑 is one of 京都歩く不思議事典:洛中 - 御池通とその周辺.

22. 神泉苑

8.5
中京区門前町167 (御池通神泉苑東入), 京都市, 京都府
Garden · 中京区 · 4 tips and reviews

eg e.eg eg: 中京区御池通神泉苑東入門前町にある東寺真言宗の寺。本尊聖観音菩薩。 ■江戸期の神泉苑 弘法大師二十一ヶ所参の第十四番札所、弁財天二十九ヶ所参の第二十五番札所として賑わった(『京羽二重』、『都すずめ案内者』など)。また、法成就池は名池として名高く(『京羽二重』)、水鳥の名所でもあった(『都花月名所』)。 ■神泉苑の歴史 平安京造営に際して、大内裏の南の沼沢を開いて設けられた苑池で、常に清泉が湧きだ… Read more.

23. 善女龍王社

中京区門前町 (神泉苑内), 京都市, 京都府
Spiritual Center · No tips or reviews

eg e.eg eg: 空海と守敏の請雨争い(神泉苑)◆ 多くの地誌が競って空海と守敏の請雨争いに言及しているが、次の『出来斎京土産』の記事が分かりやすい。 ・往その当かみ淳和天皇の御宇天長元年に天下大ひでりす。春三月に空海に仰せて神泉苑にをひて請あま雨ごひせしめらる。守敏奏聞せられけるは、我は空海より年も長たけて出家も久しきに願わくば我におほせ付けられるべし。申うけて七日祈りしかば、わずかに都の内ばかり雨ふ…

24. 法成就池

中京区門前町167 (神泉苑内), 京都市, 京都府
Lake · No tips or reviews

eg e.eg eg: 今となってはその真偽は定かではないが、法成就池から現れた名剣鵜丸に関する伝承がある。『京都坊目誌』に「保元物語に云ふ。崇徳院御謀反の時、為義を御たのみ有て、子息を六人召具して、院参したりしかは。御感のあまりに、近江国伊庭の庄、美濃国青柳の庄を賜ひ、判官代になし、上北面になし、鵜丸という御剣を給へり。此剣の事は白河院神泉苑に御幸なりて、御遊のついでに、鵜をつかわせて御覧しけるに、殊に御逸物と聞えし… Read more.

法成就池 is one of 京都歩く不思議事典:洛中 - 御池通とその周辺.

25. 法成就池

中京区門前町167 (神泉苑内), 京都市, 京都府
Lake · No tips or reviews

26. 五位鷺の由来

中京区門前町 (神泉苑法成就池の中島), 京都市, 京都府
Historic and Protected Site · No tips or reviews

eg e.eg eg: 善女龍王社の北にある中島には五位鷺が棲むという。『山城名所寺社物語』は『源平盛衰記』を受けて「延喜えんぎの御門みかど(醍醐天皇)池のほとりに遊覧あり。時にさぎ一羽右の方に見ゆればとらへ来るべしとあれば、六位やがてとらへじとせしが此さぎ逃ぐる時、綸言成るぞ、かへれと詞をかけるに此鳥聞入れしか。もとのところへ立帰る時に御門、朕が命に随ふやさしやとて、みづから鳥の羽に諸鳥の王と書て五位を給わりけり」… Read more.

了頓図子 is one of 京都歩く不思議事典:洛中 - 御池通とその周辺.

27. 了頓図子

了頓図子町, 京都市, 京都府
Road · 1 tip

eg e.eg eg: 中京区三条通室町西入衣棚町の中ほどから南に下り、六角通へ抜ける小路。安土桃山期の茶人広野了頓がここに邸宅(茶亭)を構え、邸内の南北通り抜けを許したため成立。『雍州府志』に「三條の南室町と新町之間也。相伝ふ。広野了頓、祖、元足利家の従臣にして義晴公義輝公の時に至りて采地少しばかりあり。末裔に至りて、民間に流落し、この所に住す。剃髪して了頓と号す。はなはだ茶を嗜む。故に茶亭を構へ、常に釜を炉に置く。… Read more.

Rokkaku-do is one of 京都歩く不思議事典:洛中 - 御池通とその周辺.

28. Rokkaku-do

8.8
(頂法寺 (六角堂))
中京区堂之前248 (六角町東洞院西入), 京都市, 京都府
Buddhist Temple · 17 tips and reviews

eg e.eg eg: 中京区六角通東洞院西入堂ノ前町にある天台宗の単立寺院。西国三十三所観音の第十八番札所。正しくは紫雲山頂法寺。本堂が六角宝形造であることから六角堂と呼ばれる。本尊は聖徳太子の持仏と伝える如意輪観音。開基は聖徳太子。 ■江戸期の六角堂 上京の革堂と並び、西国観音霊場としての信仰を背景に、下京の町堂として機能した。祇園祭山鉾巡行の順番を決める籤取りも六角堂で行われた。『京童跡追』に「毎年両度の祇園会。… Read more.

29. 地摺の柳

中京区堂之前町248 (六角堂内), 京都市, 京都府
Other Great Outdoors · 1 tip

eg e.eg eg: 門をくぐった所にある大きな柳の木。枝が地面を這っているところからその名がある。へそ石と並んで六角堂の名物。良縁を求めて参拝者がおみくじを結ぶ。『西国札所観音霊験記』に「み堂におわす観音さまが慈悲の手を柳の葉に化し給い、快いなよやかさで撫で給う」とある。信仰の由来は嵯峨天皇に始まるとも(『京都伝説散歩』)。 Read more.

へそ石 is one of 京都歩く不思議事典:洛中 - 御池通とその周辺.

30. へそ石

中京区堂之前248 (六角町東洞院西入), 京都市, 京都府
Historic and Protected Site · 3 tips and reviews

eg e.eg eg: 本堂前右手にある六角形の礎石をいう。古来、京都の中心に当たる石とされてきた。『都名所図会』に「桓武天皇都をここに定めさせたまふとき、官使条路を極むるに、六角堂小路の中に当たれり。皆これを愁うれへしかども、太子建立の精舎を他所に移さんこといかがと沙汰しければ、にはかに黒雲下りてこの堂おのづから五丈ばかり北の方に退しりぞけり」とある。この石は、その際に取り残された礎石という。江戸期には六角通にあった… Read more.

31. 聖徳太子沐浴の古跡

中京区堂之前248 (六角堂内), 京都市, 京都府
Historic and Protected Site · 2 tips and reviews

eg e.eg eg: 『都名所図会』に「太子この辺を徘徊し、ここに来り、清水に澡くちゆすがんとて、かの尊像を檞かしわの樹にかけ置き、浴すみて像を取りたまふにいと重くして離るることなし。その夜に本尊告げて曰く、われ太子のために持せらるること七世、いままたこの地に因縁あり。願わくはここにありて永く衆生を利益せんと宣ふ。しかるに東方より一人の老嫗ろうく来つて曰く、この傍らに大木の杉あり。毎朝紫雲覆へり。これこそ霊材なりと… Read more.

御手洗井 is one of 京都歩く不思議事典:洛中 - 御池通とその周辺.

32. 御手洗井

6.7
中京区手洗水町 (烏丸通蛸薬師下ル), 京都市, 京都府
Historic and Protected Site · 1 tip

eg e.eg eg: 中京区烏丸通蛸薬師下ル手洗水町にある井水。『雍州府志』に「およそ、(祇園神)旅所に詣づる者、必ずこの水を汲みて面手を洗い、その後、旅所を拝す」とある。駒札では、もう少し詳しく「此地は往古祇園社御旅所社務藤井助正の屋敷地で庭前に牛頭天王社を建て毎朝この霊水を奉供。永禄十一年織田信長上洛の際、御旅所を移転した後もこの井水の格別なるを聞き、井戸に施錠し鍵は町方に渡し置き毎年祇園会の… Read more.